10月30日 今日は新しいお話をひとつ、思いついたですよ! 出かけた先で見かけた光景から、ふっと浮かんで、怒濤のように忘れていた自分の体験が思いだされ、ひとつの学園ものストーリーができました、10分ほど道路脇を歩きながら。 イベント会場付近でしたから、交通量と人出が多くて、しかも歩道のない道路をふらふらしていて、かなり危なかったことを白状しておきますが(汗)
さっそくうちへ帰って、パソコン立ち上げ、メモ帳へ書きこみます。 バックアップをパソコンの中とFDにそれぞれ取って、本文をファイルへしまって、OK。 このところ、ファンタジーではなく、まったくの日常学園ものを考えることが増えてきました。児童書では、ファンタジーや歴史よりも学園もののほうが多めに求められるので。 現在手がけていて来年前半に世に出るのは、まだまだ歴史だの恋愛だのですが、そろそろ別ジャンルにも挑戦して、ひきだしを広げたいですよね。
あたらしい話(長編というか、少なくても本一冊分)のアイディアというのは、1〜2ヶ月にひとつくらい思いつきます。 半分の話は、突然降ってくるかんじ。目にした記事などを脳内に蓄積しつつ少しずつ考えてはいるのでしょうが、あまり意識してなくて、それがあるきっかけでふいに全体が見えてくるんです。 もう半分は、夢で見るんです。漫画か映画を見ている夢で、その内容。 短編のアイディアも長編とは別にちょくちょく、ひらめいたときとか、使える話題を耳にしたときにメモします。
実際に書いている原稿の細かい部分の展開や台詞を、優先してひねり出さないといけないので、いつもけっきょく現実の生活以外のことばかり考えていて、いろいろ失敗をすることに。 道は毎日のように間違えるし、洗濯物はしまい忘れるし、つまずくし、いろいろ。 こうして生活に些少な犠牲?を払って、メモったアイディアを溜めてあるファイルとFDが、私にとって一番重要な財産ですね。ここからどのくらいお金が生み出せるか未知数ですからまさに「金の卵」(笑)とりあえずこけることは考えない(^^;) そして、出版社の人に「何かありませんか」と尋ねられたときに、さっといくつか取り出してみせるというわけです。
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