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物語のひみつ 5

《その5》

突然ですが、図書袋ってご存じですか?

たくさん本を買って外は雨、というとき。 私は本の紙袋をうっかり水たまりへ落とさないよう、買い物用のトートバッグを使います。
折りたたむとコンパクトになってハンドバッグに入り、耐水素材の。
ちなみに、今使っているのは、長年お世話になっているパズル雑誌のオリジナルプレゼント品。連載のお仕事をさせていただいているパズル誌のロゴが入ってます。
図書館へ行くときも使っています。

私が小学生の頃。
小学校の図書室で本を借りるときは、自家製肩掛け型布製「図書袋」を使うのが規則でした。
一回に一冊。個人それぞれに与えられた記名利用カード(厚紙に印刷で罫線ひいてあり、裏表あわせて50冊くらい書きこめたと思う)にタイトルとか著者とか書いて、自分の名前が背に入っている厚さ3cm位の三角の木の板を借りたい本と引き替えに本棚のその場所へ挟んで、「図書委員」の当番さんにカードと本をチェックしてもらって、カードを渡して本を借りるのです。
返すのは自分でその板の場所へ戻す。そして自分のカードを所定の場所から持ち出し、また借りるわけです。

本はランドセルに入れると擦れて傷むとか、絵本のように大きなサイズもあり、B4サイズが入る肩掛け布袋ふたつきに入れて、肩に掛けて家へ持ち帰ることになっています。持ってないと、図書室へ入れなかったかもしれません、よく憶えてないけれど。
各家庭母親の手作りで、私のはピンクの無地の布にクリーム色の裏地、ふたにタンポポの刺繍がしてあるものでした。とっても気に入っていて、ま、はじめて図書室を使う1年生の時はそうでしょう。

毎日毎日ホントに毎日使ったので、高学年になった頃にはすりきれて薄汚れ、恥ずかしかったので、隠すように胸に抱えて通学したです。
フルタイムで働いて忙しい母親に、作り直してくれとも言えず。
でも、毎日本を借りるのはやめませんでした。5年生までに、図書室にある物語の本は全て読み尽くしたと思います。

ともかく、そうして今も私はほぼ毎日、図書袋持って図書館か書店をうろついているのです。
3日も行かないと禁断症状が(笑)

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